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企業TOPの声 株式会社イムラ封筒様

競争激化の中で、社員の意識改革や自己啓発を促すきっかけに

株式会社イムラ封筒
代表取締役社長 井村 優 氏

――春と秋の日経TEST全国一斉試験に毎回、多数の社員が受験していただいています。どのような狙いですか。

 イムラ封筒は、2018年7月に創業100周年を迎えた封筒製造の国内最大手で、ダイレクトメール向けなどの窓付き封筒に強く、業界唯一の上場企業です。ところが、いまや業界を超えた競争がどんどん厳しくなり、経済の仕組みを知らないと太刀打ちできないという危機感があります。その意味で、日経TESTで経済知力を測ることは重要だと思っています。
 私が社会人になった頃は、日経新聞を毎朝読んでから仕事に臨むのが当たり前でした。イムラ封筒に来て

2000年代に役員に就いて経営の一角を担うようになってから、「新聞を読まないとダメだ」と社内に言って回ったのですが、はじめはなかなか浸透しませんでした。
 そのうち、2008年にリーマンショックがおきて利益が激減。新聞記事で日経TESTの存在を知り、「これを活用しない手はない」と膝を打ち、13年に社長に就任したのを機に、会社として集団受験するようにしました。

――具体的にどのように活用しているのですか。

 課長職・事業所長職相当の職位に上がるための要件にしています。500点以上取らないと昇格できないぞ、と発破をかけています。約900人いる社員の中で200人ほどは既に受けていると思います。
 顧客のもとに営業にいくにしても、経済の基礎知識がなければ相手にしてもらえない時代です。いまや競争相手は同業者だけではありません。さらに我が社は製造業から金融まで、顧客の幅がとても広い。このため、相手の業界のことがわからないと、話が続きません。
 日経TESTを昇格要件に据えたことで、勉強しなければいけない、自己啓発が必要だというマインドは高まったと思っています。

――日経TEST導入による社員の意識改革は、どの程度進んだと思っていらっしゃいますか。

 手応えを感じることが増えました。営業部隊のオフィスに行くと、机の上に日経新聞がおいてあるようになりましたし、「今日の日経に出ていましたが」と話しかけてくる社員も出てきました。日経TESTによって触発される社員がますます増えるとよいと思っています。
 私自身がトップセールスをする際にも、よく紹介しています。経営者にとって、人材育成、人材教育の重要性は理解していても、何をしていいかわからないというのが共通した悩み。そこで、「日経TESTがあります」というとみな身を乗り出します。実際に法人の申し込みにつながった例も少なくないですよ。

――競争環境自体が激変する中では、求められる社員像も代わってくるでしょうね。

 顧客は、優良企業と伍して対等に話し合える人材を求めていると痛感します。これからは攻めの時代。一人ひとりの社員力が重要になります。自ら考え、付加価値がある提案、サービスを提供していけるかがカギになるでしょう。人事評価制度をガラス張りにして丁寧に評価し、きちんと報いていきたいと考えています。そういう評価の道具としても日経TESTを活用していきたいと思っています。

(いむら・ゆたか)慶応義塾大経卒、1987年日興證券(現SMBC日興証券)入社。93年イムラ封筒入社。2001年取締役、03年常務、11年専務、13年から現職。東京都出身。

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