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2017.09.06

日本経済新聞などに掲載された広告「ミニテストにチャレンジ」コーナーの正解・解説を掲載しました。

日本経済新聞などに掲載された広告「ミニテストにチャレンジ」コーナーの正解・解説です。

2017年秋の全国一斉試験申し込みご案内の広告を、日本経済新聞、日経産業新聞などに掲載しています。
以下は、広告の中の「ミニテストにチャレンジ」コーナーの問題と、正解、解説です。

[第1問]

円高が進んだ場合の業績への影響が、他の3社と異なる企業はどれか。

@ 任天堂  A 日本製紙  B 東京ガス  C サイゼリヤ

正解=@ (任天堂)

 為替相場の円高、円安は企業の業績に影響します。円高がメリットとなり業績を押し上げる材料になるのは主に、海外から原材料を仕入れて国内で売る企業です。日本製紙など紙パルプ業界、東京ガスなど電力・ガス業界、サイゼリヤなど外食業界はその代表的な存在です。一方、任天堂は欧米向けなど海外売上高比率が7割を超える企業です。円高の進行は業績にはマイナス材料となります。

[第2問]

2016年、日本からの輸出額が前年比3割近く増え、初めて輸入額を上回った品目はどれか。

@ 緑茶  A 化粧品  B 医療用医薬品  C ウイスキー

正解=A (化粧品)

 2016年、輸出額が輸入額を初めて上回ったのは化粧品です。日本化粧品工業連合会がまとめた16年の化粧品輸出額は前年比28.8%増の2676億円。記録のある1985年以降で最高となり、3.7%減だった輸入額を上回りました。
 このニュース自体を知らなくても、2016年という年に「輸出が前年比3割近くも増え、初めて輸入を上回った」という条件がヒントになります。主に中国からの訪日外国人観光客がドラッグストアで化粧品などを「爆買い」する動きは16年、一服しましたが、帰国後に電子商取引(EC)などで購入を継続する「越境EC(電子商取引)」の活況がたびたび報じられました。こうした動きに勘が働くと、問題文の条件に当てはまるのは「化粧品」だと推論できます。
 緑茶は飲料用などに中国、豪州などから輸入され、2000年代半ばまでは輸入額が輸出額を上回っていましたが、海外での日本茶ブームで最近は輸出額が大きく上回っています。ウイスキーも「ジャパニーズウイスキー」の人気で輸出が急増、16年は108億円になっていますが、同年の輸入額は390億円あり、輸入を上回るほどの勢いではありません。医療医薬品は欧米メーカーが強く、日本の大幅な輸入超過が続く分野です。

[第3問]

政府や民間が集計した2016年の日本に関する数字で、前年に比べ上昇したのはどれか。

@ 企業の倒産件数
A オフィスの空室率
B 社長の平均年齢
C 社員の所定外労働時間(残業時間)

正解=B (社長の平均年齢)

 この問題も、最近の日本の経済・ビジネスを取り巻く環境から正解を推論することができます。
 日本経済はデフレ脱却には至らないものの、足もとでは緩やかな景気回復が続いています。
 企業の倒産件数はリーマン・ショック後の2009年から8年連続、前年を下回っています。オフィス仲介の三鬼商事が全国主要都市で調べているオフィスの空室率も16年、おおむね低下が続きました。厚生労働省の「毎月勤労統計調査」による所定外労働時間指数も前年比低下しました。これは「働き方改革」の中での残業削減の動きからも推論できます。
 16年、上昇したのは社長の平均年齢です。上場企業では50歳代の社長が増えるなど若返りも話題になっていますが、東京商工リサーチが同社のデータベース(298万社)から代表者の年齢データを抽出、分析した「2016年全国社長の年齢調査」によると、全国の社長の平均年齢は、前年より0.3歳上昇して61.19歳に達しました。企業の倒産件数は減少していますが、後継者難で休廃業・解散する件数は過去最多になっています。地方の中小企業ほどこの傾向は強く、最近話題の「事業承継」問題の背景となっています。  

※    ※    ※

 日経TESTを受験すると、以上の例題のような形式で経済知力を測り、自分の経済知力が全国のビジネスパーソンの中で上位何%に入っているか(パーセンタイルランク=過去の受験者も含めた中での自分の位置)も、知ることができます。今回の例題の一部は解説を読んでいただくためにややひねった設定もしていますが、「100問・80分」の能力測定である本番の日経TESTは、短時間で答えられる問題と、やや時間をかけて考える問題を取り混ぜて、テンポよく答えられる構成になっています。
 日経新聞などで日ごろ取り入れている経済情報をどこまで自分のものにできているかを、客観的尺度で確認できるよい機会です。また、就職活動を始めた学生の方にとっても、ビジネス社会で必要な知識・知力とは何かが実感できる、よい力試しになります。11月12日(日)の全国一斉試験へのチャレンジをぜひ、ご検討ください。

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