日経TESTの対策などは特にゼミの中ではやっていません。現実の経済の動きについて自ら議論しあうなど、学生の自主性が前回に引き続き1位になれた要因ではないでしょうか。私たちのゼミは金融論が専門ですが、学科は社会科学専修で社会について広範に学べるのが特徴です。学生たちは経済ばかりでなく政治、法律、メディアなど幅広い分野の学問を学んでいますので、その結果、広い視野を求められる日経TESTにも対応できているのかもしれません。
第3回となる2009年秋の日経TEST大学ゼミ対抗戦は、団体賞1位が第2回と同じ早稲田大学の熊谷ゼミ、個人賞1位は法政大学荒谷ゼミの吉田貴弘さんとなりました。
各賞の順位は下記をご覧ください。ゼミの仲間4〜10人でチームを作り、上位4人の合計スコアで競いました。
次回は内容を拡大して学生団体対抗戦を開催します。大学のゼミ単位で参加する「ゼミ部門」に加え、サークルなどのチームで競う「グループ部門」を新設するとともに、短大・専門学校からの参加も募集します。
2010年6月13日(日)開催の公開テストに合わせて実施します。奮ってご参加ください。


参加チーム数:21大学 49ゼミ 70チーム 参加人数:456名
2009年秋・大学ゼミ対抗戦の表彰式を12月12日土曜日、東京・内幸町の日本プレスセンタービルで開催しました。成績上位の学生やゼミの担当教官の皆様に多数ご参加いただき、団体賞・個人賞を贈りました。日本経済新聞社の斎藤史郎専務取締役は「労働市場は買い手市場の色合いを強めています。企業はますます、能力を磨いた学生を求めるようになります。日経TESTが学生の皆さんのモチベーションとなればと思います」とあいさつしました。
個人賞1位を獲得した法政大学荒谷ゼミの吉田貴弘さんは「受賞できたのには2つの要因があります。一つは、チームの代表を務めたこと。3年生を誘ったので(チームの中でも負けられないという)4年生としての意地もありました。もう一つは、就職活動を始めた3年生の夏から日本経済新聞を購読し、記事のスクラップを続けていること。日ごろの地道な努力が実ったのだと感じています。これからも様々な業界、分野の情報にアンテナを張り続けていきたいと思います」とあいさつしました。
続く懇親会では、記念撮影などをしながら、お互いに健闘を称えあい、交流を深めていました。
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第2回に続いて1位になることができました。よく対策について聞かれるのですが、日経TESTは非常に広範な分野から出題されるので、このための攻略法というのは難しいと思います。80分で100問を解くのはとても大変です。いちいち深く考え込んでいては、時間が経過するばかり。普段から記事を通じ、経済感覚を養っておくことが大切だと思います。それには記事を読んで鵜呑みにするのではなく、ゼミで学んだ理論と実際の経済の動きを重ね、自分なりに考えてみるようにしています。新聞は見出しとリード(前文)を読めば、記事の大まかな内容は分かりますので、そうした読み方でチェックする記事を増やせます。今回は3年生がチームの最高点を獲得しました。来年以降も頑張ってくれるでしょう。

経済学を専攻するゼミです。マクロとミクロの基礎を学習したうえで、現実の経済を研究し、データ分析などを通じてその先を予測することなどを行っています。ゼミ生の多くは2年生の後半に菅原先生の「経営環境演習」というゼミを受講しています。このゼミでは日本経済新聞を読むことが課題になっており、日経新聞の購読は全員の習慣になっています。先生は常々、「好奇心があれば学力はあとからついてくる」とおっしゃっていますが、ゼミ生の中には会社員を主体とする勉強会に参加したり、小額の株式投資をしたりして経済の実態に触れることを実践している者も少なくありません。日経TESTは初めての挑戦ですが、このような積み重ねが好成績につながったのではないかと思います。

今回、個人賞で1位になった4年生の吉田貴弘が、2009年春の大学ゼミ対抗戦で同じ法政大学のゼミが入賞していることを知ったのが応募のきっかけです。3年生はそれまであまり新聞を読む習慣がありませんでしたが、応募をきっかけに日本経済新聞を読み始めました。夏以降、吉田が日経TESTのサイトにある「きょうの一問」などを参考に作った問題をみんなで解いて話し合う勉強会を数回開きました。ゼミは法学部ですが、商事法務が専門で会社法や金融・商品取引など経済の分野も勉強しています。日経TESTに挑戦して、継続的に新聞を読み生の経済の動きに敏感になることの重要性を改めて実感しました。ただ、今回多くのメンバーは準備期間が短かったので、次はじっくり勉強してテストに臨みたいと思います。後輩たちも誘って、荒谷ゼミの定番イベントにしていきたいですね。

ゼミでは「会社法」をベースに、いくつかの重要テーマを各自が分担して研究し、発表・議論するというスタイルを採っています。日経TESTの準備も同様に、テーマを割り振り、月1回の頻度で勉強会を開いてケーススタディーを積み重ねてきました。4人のメンバーのうち3人が初受験でしたが、知識重視との予想に反し、ひとひねりした考えさせる問題が多かったという印象を持ちました。「経済知力」の不足とともに、限られた時間で問題を解く"反射力"の重要性も痛感しているところです。受験を機に日本経済新聞を毎日読む習慣が付きました。今後も日経新聞を活用し、できれば他紙とも読み比べながら、様々な事象がどう有機的につながっているかを見極める力を養っていきたいと思います。

メンバーの1人が09年春の日経TESTを受験、今回は仲間を誘って4年生と3年生の混成チームで挑戦しました。特に対策は立てず、普段からいろいろな情報に接することを心掛けました。外国語学部英語学科のゼミですが、単に英語を勉強するのではなく、英語でのビジネス・コミュニケーションや貿易、国際契約について学んでいます。英語はもちろん、まずはビジネスの実務を理解することが重要だという先生の方針で、ゼミの合宿などでは企業の決算書など財務諸表を読んだり、売買契約書を作成したりします。日経TESTを受験して、経済ニュースに対する関心が高まり、企業はどういう戦略で新規事業展開や新製品を発表しているのかなどと考えるようになりました。
