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信頼性と妥当性
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信頼性と妥当性

知識と考える力を測り、能力を客観的に分析する日経TESTは、
経済知力(ビジネス知力)を測るテストとして
高い信頼性と妥当性を有しています。

1.信頼性係数による安定的な信頼性

第11回までの受験者を対象とした分析(豊田教授の監修)によると、
能力判定テストの安定性を示す信頼性係数が0.86となり、毎回0.8をこえる数値
となっています(係数の最高値は1.0)。
このような日経TESTの高い信頼性には以下の2つの要因があります。

最適な難易度

100問の出題に対して平均正答数が約50問であり、実力が得点に反映しやすい理想的な難易度の水準であること

良質な問題

スコアとの相関が高く、実力を識別する良質な問題が多いこと

2.スコア分析に見られる高い妥当性

第11回までのスコア分析によると、能力判定テストの妥当性(基準連関妥当性)を示す以下のような傾向が見られます。

  1. 就業年数に比例してスコアは高くなっている。ただし、就業15年目を超えると差はなくなる。
  2. 役職別のスコアでは、一般社員、係長、課長、部長と職歴が上がるにつれてスコアも高くなっている。
  3. 社会人と学生のスコアにはかなり差がある。ただし大学生も4年生になるとスコアが上がっている。
役職別のスコア比較
社会人と学生のスコア比較

3.項目反応理論による能力測定とスコア分析

経済知力の測定は、項目反応理論(IRT : Item Response Theory)という統計モデルで算出しています。項目反応理論を用いることによって、受験者全体の能力分布や問題の難易度に影響されず、常に同じ物差しで受験者の能力を測定することができます。これによって定期的な受験による個人の能力の継続比較や他の受験者との客観的な比較が可能になります。

スコアの目安
上限(1000点)
能力評価のポイント
700点〜 幅広い視野と高い知的能力を持った、高度なナレッジワーカー。卓越したビジネスリーダーに成長できる可能性を持つ。
600点〜700点 企業人として必要な知識と知的能力をバランスよく備えた、状況対応力の高い人材。ビジネスリーダーとしての資質を有する。
400点〜600点 日常のビジネス活動を着実にこなすことのできる、実務遂行力を備えた人材。複雑・高度な問題への対応力の強化がカギ。
〜400点 ビジネス活動をこなすのに必要な知識・知力が、やや不足。知識の蓄積と思考力の強化への努力が求められる。
日経TESTの統計解析監修者
豊田 秀樹
早稲田大学 文学学術院心理学教室 教授

豊田 秀樹

<プロフィール>
1961年生まれ。東京大学で博士学位取得後、大学入試センター研究開発部に所属し、イリノイ大学でテスト理論の研究を行う。専門は心理統計学、教育測定学、マーケティング・サイエンス、構造方程式モデリング。著書に「SASによる共分散構造分析」(東京大学出版会)、「違いを見抜く統計学」(講談社)、「購買心理を読み解く統計学」(東京図書)などがある。

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